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自己満足の果てに・・・

オリジナルマンガや小説による、形状変化(食品化・平面化など)やソフトカニバリズムを主とした、創作サイトです。

2014年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年04月

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ブログ拍手へのお返事

□ 03/27 21:42の投稿者様へ □


こんにちわ!
この度は、ブログ拍手にてコメントありがとうございます♪ ヽ(`▽´)/


非公開コメントになっていたので、お名前、内容に関しては出来る限り控えさせていただきます。

さて、私の要望に対して、早速のご連絡ありがとうございます。

そこで、ぜひ拝見させて頂きたいのですが、よろしければPixivのページアドレスをご連絡頂けますでしょうか?
ご連絡頂いたお名前で検索したのですが、同名の方が多く、残念ながら絞りきれませんでした。

大変お手数ですが、よろしくお願い致します。m(_ _)m
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| 閲覧者様との交流 | 12:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トキ様より、頂きました~~っ♪

こんにちわ、急激な季節の変化に、皆さんお体変わりありません?

俺っちは、ちょっと風邪引きかけたかな? と微妙なラインの るりょうりに です。


さて、今回はあの・・トキ様から、相互リンク記念のイラストを頂きました~~♪

トキ様 相互リンク記念絵

(( ヽ(`▽´)/ )) 

ぶっちゃけ言って・・・

凛がムチャクチャ…可愛い♪

何っ、この可愛さ・・? ∑( ̄□ ̄;

俺っちが描いた本家本元の凛が、なんかブサイクに見えるw


オリキャラの海ちゃんといい・・・
女子中学生を可愛く描くのが、上手すぎる!


女子中学生を愛して止まない人なんじゃね?

てか、それは俺っちかっ!!


人は俺っちの事を、愛の二次元ロリと呼ぶ! 呼んでねぇーし・・・


そして、その可愛く描かれた凛が、美味しそうな姿に!!

やっぱ揚げたてがいいですよね~~♪
淡白そうだけど、甘い肉汁が溢れそうで・・・♪

調理前と調理後の両方の姿が一枚の絵にある
コレがいいんですよ!

ハッキリ、ギャップ萌えを感じさせる!!

マジで、いい絵を頂きました♪

トキ様、本当にありがとうございます!

そして、今後もよろしくお願いいたします! m(_ _)m

| 頂き物 | 14:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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妖魔狩人 若三毛凛 if 第11話 隠れBAD-END!?

こんばんわ!
内容はどうあれ、三日連続更新なんて、ホント・・・何年ぶりでしょうか!?
今月は、マジにモチベーション上がりっぱなしの るりょうりに です!


今日の更新は、先日公開した 妖魔狩人 若三毛凛 if 第11話「ムッシュとお呼びください」隠れBAD-ENDです!

なにそれっ!?

そう思われますよね。

実は、このサイトでも常連閲覧者様である 月より様が、もう一つのBAD-ENDストーリーを書いてくださいました。

そうですね・・・

俺っちが書いた、正規ルートとBAD-ENDの中間に値するもう一つのエンディング。

正確には、BAD-ENDルートから更に派生分岐した、もう一つのBAD-ENDですね!



読んでみたら、

「おっ!? まさか・・まさか・・・。 おっ!おっ! キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

ッて感じの、口元が緩む面白さ!!


さすが 月よりさん!


Pixivでも、小説を公開しておりますが、ホント…上手です!!


そのままでは勿体無いので、勝手ながら 挿絵 を早急に描きあげさせて頂きましたwwww

もちろん、皆さんにご覧になっていただこうと思います。

これで、今回の挿絵では「生」「溶き」「焼き」「茹で」が揃いましたww

えっ!?

何のことかって?


※まだ、11話をご覧になっていない方は、まず 妖魔狩人 若三毛凛 if 第11話「ムッシュとお呼びください」の前・中・後編(正規ルート・BAD-ENDルート)をお読みになってから、ご覧ください。

でないと、わかりませんww


11話をご覧頂いた閲覧者様は、下の 》続きを読むを クリックしてください。


尚、できれば 月より様にもご覧頂けるような、感想をいただけるとありがたいです。

≫ 続きを読む

| 閲覧者様との交流 | 22:46 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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「いきなりですが!」閲覧者の方々・・・マジでありがとうございます!

こんばんわ、榛名と・・・いや、今回はそれは置いておいて!
あまりに嬉しくて予定外に投稿させて戴くことにした、 るりょうりに です。


まず、先日11話を公開したばかりなのに、多くの方々にご覧いただいて・・


本当にありがとうございます!!m(_ _)m


この二日間の閲覧者数、そして頂いたコメント・・・

どれもが私の想像以上でした。

これだけの多くの人に、この作品を期待して頂き・・・
そして、楽しんでいただいている。

本当に・・・本当に、嬉しくて。
もう気持ちが高ぶって、お礼させて頂く事にしました。


ちょっと重い話になりますが、一時期・・・私は創作活動に冷めていました。
その辺の理由は、ワガママと愚痴になりますのでここでは伏せておきますねw


そして去年・・・私は現実(リアル)で、絶望ギリギリまで追い込まれました。


「俺っちって、何のために生まれてきたんだろう?」
「なんで・・・この歳まで生きてきたんだろう?」


なにもかも、終わったかな・・・。

もう、生きている意味はないな・・・・。
いつ死んでもいいや・・・。
てか、死にてぇ・・・・。


もう、そんな毎日でした。


でも、昨年末。
……とあるきっかけで、少しだけ現実に光が見えて、まだ・・もうちょい生きていけるか?

そう考えた時に、フト…思い当たった事がありました。


創作活動・・・・・


たしかに冷めてしまって、色々理由つけて休止ばかりしてきたけど、でもネタを考える時は面白かったよな・・・。


そう思ったら、急に絵が描きたくなって・・・
ホント久しぶりに絵を描いてみたら、マジで楽しかった。

「やっぱ……俺っち、これ好きなんだわ!」
「好きな事、封印してたら・・・そりゃ面白くないよな」
「てか、俺っちが少しだけでも他人を楽しませる事ができるのは、これだけじゃん・・・」

まだ精神的にも、そして現実的にもギリギリの状態でしたが、なんか……なんでもいいから、生きていく理由?

そんなものを求めていたんでしょうかね?

とにかく、創作を再開しよう~と・・・
しょうもない妄想の世界を表現したものでも、なんでもいいから、なんか…自分でやれる事をもう一回やってみようと。


それが去年の12月・・・第8話を公開した真相ですw


そして、一話公開するたびに励ましの声を頂いて。

それが本当に嬉しくて・・・・

段々・・・段々・・・

もうちょっとだけ、生きてみようかな~?
なんて、少しだけプラスに考えられるようになって。

先月には、トキさんから嬉しい褒め言葉、更に今月初めオフ会やって・・なんか、気持ちを共有できるじゃん♪
なんて、ホント嬉しくなって・・・

もう……先月あたりからコメントや閲覧者数が増える度に「ありがとうございます♪・・ありがとうございます♪」なんて、マジで呟きながらサイトを眺めています(^^


そして今回、これだけの閲覧者様の数・・・。コメントの数・・・。


去年まで「もう、死んでもいいかな?」なんて考えていたのが嘘みたいに嬉しくて。

これだけの方に、楽しんで頂けて・・・そして励みの言葉を頂いて。


ぶっちゃけ・・・、現実(リアル)はまだかなり厳しいけど。

でも・・・・


本当に感謝してます!!


あらためて・・・・


ありがとうございます!!m(_ _)m



あー、すみません。
マジで重い話になった・・・・(^^A



今後、皆さんの希望と欲望(?w)に答えられる作品が作れるか?

正直、プレッシャーも感じますが、でも・・・あの絶望より、ずっといいです!


今後も、よろしくお願いいたします! m(_ _)m

| 閲覧者様との交流 | 23:20 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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妖魔狩人 若三毛凛 if 第11話「ムッシュとお呼びください -前編-」

 5月23日、妖怪化した春人との対決から一ヶ月近く前、すなわち胡媚娘が白陰の前に現れた日。
 その日、嫦娥はとある北国の食肉センターにいた。
 なぜ食肉センターにいたのか?
 それは、そこから凄まじい怨念を感じ取ることができたからである。
 興味津々で赴いたそこは、近代化された立派な工場。
 その裏へ回ると、一つの区域で無数のカラス達が集まっていた。
 区域に設置された大きな檻のような籠には、コンベアから白や黒い物体や、赤みがかった液体が流れ落ちてくる。
 それは、牛や豚の生皮、体液などであった。
 よく見ると、皮にも僅かな神経が通っているのか?
 剥がされたばかりのその皮は、まるで生きているように、ピクピクと蠢いていた。
「なるほど・・・・」
 思わず嫦娥は納得した。
 嫦娥が感じた怨念は工場から溢れ出たものが、この皮や体液に寄り集まっているのだ。
 それは、普通の人間が近づくだけで、その凄まじい気で気絶してもおかしくないくらい強力である。
 そこに一羽のカラスが舞い降りた。
 腹を空かしているのか、鋭利な嘴で皮を突こうとしたその瞬間である。
 皮はまるで待ち構えていた大鷲が巨大な翼を広げたかのように、スッポリとカラスに覆い被さり、そのまま飲み込んでしまった。
 カラスを飲み込んだ皮は、やがて激しく鼓動すると、一つの大きな塊に姿を変えた。
 塊は一対の両手、両足を生え揃わせると、ゆっくりと立ち上がる。
フゥ・・・ッ、フゥ・・・ッ、フゥ・・・・
 荒い息を吐きながら立ち上がるその姿。
 仁王立ちした闘牛のような巨大な身体に、黒々と尖った角。
 岩でも噛み砕けそうな鋭い牙。
 そして、激しく血走り、爛々と光る目。
 まさしく獣の邪念が凝り固まったような、恐ろしい姿である。
「怨獣鬼(おんじゅうき)・・・」
 その姿を見た嫦娥は、臼笑うように名づけた。
 食べるためとは言え、無残に殺された家畜たちの怨念。
 その怨念が寄り集まって生み出された妖怪。
 まさに、この上なく相応しい名前かもしれない。


 6月20日
 シュッ・・と風切音の後、トンッ!と的に突き刺さる音が響く。
 柚子村立中学校弓道部練習場では、数人の生徒たちが弓を引き、練習に励んでいる。
 その中には、当然凛の姿もあった。
 ゆっくりとした動作で矢を射る。その矢は見事に的の中心に突き刺さった。
 次の生徒の場を譲ると、凛は大きなため息をついた。
「いい調子じゃない? 若三毛さん」
 明るい上がり調子の声が背後から掛かる。
 それは弓道部部長、三年生の田中心美(こはる)だった。
 ポニーテールがよく似合う、いかにもスポーツ少女的で気さくな先輩だ。
「すごく命中率がいいよね、学校以外でも練習しているの?」
―いえ、相手が動いたり、襲ってきたりしませんから、大したことありませんよ―
 …と、いけない!いけない! 思わずそう口を滑らしそうになった。
 ハッキリ言って、今の凛の心は重かった。どんなに褒められても素直に喜べない。
 そう、凛は落ち込んでいるのだ。
 ここ二戦程、凛は連敗を喫している。
 その内の一戦は、人形化された女子高生を助けようとした際に背後から襲われたので、まだ仕方無いとしても、妖怪手長足長との一戦での敗北。
 これは完敗だった。
 もし、優里が妖魔狩人として参戦してくれていなかったら・・・・
 この村は、今頃多くの被害に合っていただろう。
 その想いが、凛に自己嫌悪を募らせていた。
 口調が歪になりかけるのも、そのせいだろう。
「先輩……、一つ訪ねていいですか?」
 改まって心美に言葉を返す凛。
「ん?」
「弓使いの戦い方って、どうしたらいいんですか?」
 自分でも相当焦っているのだろう、普通なら返答に困る問いである。そう……普通なら。
 ところが・・・
「あ、ひょっとして……ネットゲーの話!? 若三毛さん、何のゲームしているの? もしかして、フレイム・エムブレム=オンライン(以下FEO)!!?」
 予想外の返答だった。
「いいよね~FEO! ああ、そっか! 若三毛さん、アーチャー使っているの? 私もよ~♪ でも、先日スナイパーに昇格したよ!」
―えっと・・・・何の話ですか? スナイパーって、狙撃手?―
 目を丸くし、ひたすら呆然としたまま聞く凛に、心美の話は更に加速する。
「実はさ、受験勉強の合間にやっているから詳しくは無いけど、弓手ってあの間接攻撃がいいよね! まぁ……直接攻撃ができないから隣接されたらヤバイけど、でも離れた所から攻撃して仕留めるあの感覚、ハマるよね~♪ 特に追撃入ったら、もぉ~サイコー♪」

妖魔狩人 若三毛凛 if 第11話(1)

 ゲームをやらない凛には、まるで呪文でも聞かされているようだ。
 てか、受験勉強の合間にやっているのではなく、ゲームの合間に勉強しているようにしか、聞こえないんですけど……
 ま、家に帰ったら検索してみよ。


 その頃、犬乙山、麓の洞窟。
「先日妖怪化させた小僧、あの者は女子の人形が欲しいという一念で、人形化という呪術能力を手に入れた。他の人間とは違う変化だ」
「たしかに、通常は凶暴性が増加する程度の変化じゃからのう」
 そこでは長身黒髪の妖怪白陰と、緑色の肌をした老婆、嫦娥が水晶を眺めながら会話していた。
「という事は、果実化してから妖怪に転生するこの術。その者の秘めたる本能や欲望が具現化されるわけだが、そこで身共は考えた」
 白陰はここで一呼吸入れ
「もし、本能の強い妖怪が転生した場合、どうなるのだろう?……と」
「うむ……、妖怪は理性よりも本能。特に凶暴性の強い妖怪ならば、どこまでその凶暴性が高まるのか? 興味深い考えじゃが、しかし……なぜそのような事を?」
 嫦娥の問い返しに、白陰は水晶球に一つの影を映しだした。
 白いコスチュームに身を包んだその姿は、優里!
「この白い妖魔狩人だ。この者は強い、おそらく見共達幹部の中で一番の武闘派だった銅角と互角……いや、それ以上かも知れぬ」
「うぬ……」
 水晶球は凛の姿をも映しだした。
「そして当初からの敵、黒い妖魔狩人。この小娘……基本値は白い妖魔狩人に劣ってはいるが、あの妖木妃様に傷を付けた事を忘れてはならない」
「たしかに……」
「この二人が更に力を付けていけば、今の身共達の戦力では勝てぬ!」
「そこで妖怪達の戦力増幅の為に、転生させてみる……という事かの?」
「そうだ、妖木妃様ですら試した事がないと思うが、一つ試してみる価値はあると身共は思う」
 白陰の言葉に、嫦娥はしばし思考を整理していたが、決断したように顔を上げ
「ならば、試してみるのに相応しい妖怪がおる!」
 そう言って、懐から白い瓢箪を取り出した。
 瓢箪の栓を抜き、呪文を唱えると、白煙と共に一つの巨大な影が飛び出した。
 仁王立ちした闘牛のような巨体に、荒々しい吐息。鋭い黒い角。
「妖怪……怨獣鬼。コイツで試してみてはどうじゃ?」
 怨獣鬼は血走った目で、白陰を睨みつけた。
「コロス・・・ニンゲン・・・・」
 言葉とも、うめき声ともつかない声を上げると、白陰に襲いかかろうとする。
「なんて凶暴な妖怪なのだ。それに凄まじい程の禍々しい妖気」
 一瞬、蒼白になった白陰だが、再び口元を緩ませると
「面白い、この者で試してみよう」
 そう言って、妖樹化の種を口の中へ放り込んだ。


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 今回はいつもより、かなり長めになっております。ww
引き続き、下のスレ「中編」を御覧ください。

| 妖魔狩人 若三毛凛 if | 15:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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妖魔狩人 若三毛凛 if 第11話「ムッシュとお呼びください -中編-」

 6月23日
 怨獣鬼が樹木化して三日、その枝には牛一頭が入りそうな大きな果実が実っている。
 しばらくして、果実はその重みに耐えかねたように落下すると、真っ二つに裂けた。
 白陰と嫦娥が息を飲むように見守っている最中、裂けた実から一つの影が。
「産まれた……か?」
 二本足で直立に立ち上がったその姿、闘牛程あった身体は一回り小さくなっている。
 それでも、張り裂けんような筋肉に覆われた褐色の肉体美。
 解りにくいが、牛のような角も健在だ。
 顔立ちは、殆ど人間と変わらない。というか、渋い中年男性のような顔立ち。
 口元には立派な白いカイゼル髭が生え揃っている。
 部屋の隅にあった水溜め用の樽を見つけると、自らの顔を映し眺め始めた。
 指先でカイゼル髭を捻るように摘み上げると
「うむ、悪くない……!」
 と、一言漏らす。
 更に白陰と嫦娥の姿に気づくと、振り向きざまにこう語った。
「お見苦しい裸体を晒して申し訳ない。良ければ着衣を一着、所望できないだろうか?」
 唖然とする白陰と嫦娥だったが
「あ、ああ……服か? 服ならその辺の棚に仕舞ってあるはずだが……」
 と指さした。
 言われるまま棚を弄り、洋食調理師の制服を身につけ、更にエプロン。
そして、高さ30㎝はあろうコック帽を被ると、再びその身を樽の水に映しだした。
「うむ、悪くない!」

妖魔狩人 若三毛凛 if 第11話(2)

 先程より、少しだが声のトーンが上がっている。
「う、汝(うぬ)は一体、何者なのだ・・・・?」
 唖然とした表情のまま、絞りだすように白陰は問いかけた。
「吾輩の事ですかな? 確か、そちらのマダムが『怨獣鬼』と名づけてくれたと記憶しておりますが・・・」
 ここまで言うと、ちょっと待てと言わんばかりに指先で制し、
「ムッシュ…怨獣鬼。そう……ムッシュと呼んで頂けますか?」
 そう言って微笑んだ。
「ムッシュ……怨獣鬼……?」
「妖怪が転生すると、逆に人間になってしまうのかの…?」
 何が何だかわからない、白陰と嫦娥。
「ノン!ノン! 私は立派な妖怪ですぞ! 疑われるのなら、力を試してみても結構」
 自信に満ち溢れる怨獣鬼の言葉に
「いいじゃろう、試してみようて!」
 嫦娥は懐から瓢箪を取り出し、栓を抜いた。
 白煙と共に、またも巨体な影が現れる。
「獲猿・・・っ!?」
 白陰が驚きの声を上げた。
 それは、あの胡媚娘が手足のように操り、凛を苦しめた大猿の妖怪。
「もちろん胡媚娘が連れ歩いていたヤツとは別人じゃが、コイツも同種族の妖怪じゃ。その戦闘力は決して劣らぬ」
 ゴリラのように胸を叩き、その力を誇示する獲猿。
 そんな獲猿を怨獣鬼は冷めた目で眺め
「どうにも、肉が硬そうで不味そうな獲物ですな」
 と、テーブルに置いてあった包丁を手にした。
「どこからでも、どうぞ!」
 その言葉に、意味を理解できたのか解らぬが、獲猿は激しい雄叫びを上げると、怒り狂ったように飛びかかった。
 両手を振り回し、丸太の雨のような攻撃が襲いかかる。
 だが、そんな激しい攻撃を、息一つ乱さぬまま紙一重でかわす怨獣鬼。
 当たらぬ攻撃に業を煮やしたのか、両拳を振り上げ、渾身の一撃を振りかざそうとする獲猿。
 その隙を見逃さない怨獣鬼は、一瞬にして背後へ回ると、その太い首筋・・・そう延髄に包丁の柄を叩き込んだ!
 まるで電源が切れたかのように動きが止まった獲猿。そして、そのまま倒れこみ地響きを上げた。
 怨獣鬼は倒れた獲猿の頬を包丁の刃で軽く叩きながら、
「本当ならこのままバラして料理の材料にしたいところですが、あまり美味そうでないので野犬の餌にでもしたら良いでしょう」
 とあざ笑った。
「つ……強い……。銅角以上……、いや……身共よりも強いかも知れぬ……」
 改めて怨獣鬼の恐ろしさを知った、白陰と嫦娥。
「一つ聞いていいか? ムッシュ、汝は身共たちの味方であるな……?」
 白陰の言葉には、怨獣鬼を部下や手下のような格下扱いが無かった。いや…できなかったと言ってもいいかもしれない。
 怨獣鬼もそれを察したのであろう。
「それは貴方方次第ですな。吾輩の野望の邪魔をしなければ、吾輩も敵として見ません」
「野望……じゃと…?」
「ええ、吾輩の野望は唯一つ! 全ての人間を家畜にし、この地上を人間牧場にすること」
 怨獣鬼はそう言って、カイゼル髭を摘み上げた。
「なるほど、そういう事ならば身共達は敵では無い。だが・・・・」
「だが……?」
「この村には妖魔狩人と名乗る二人の娘がいる。この者達は汝の野望の邪魔をするだろうな」
 白陰は、水晶球に凛と優里の姿を映しだした。
「ほほぅ……、若く健康的な娘。なかなか美味そうですな! うむ、悪くない……」
 水晶を覗きこむ怨獣鬼。
「ちょっと様子見がてら、村へ行ってみるとしますか!」


 村へ辿り着いた怨獣鬼。
 見渡す限り森と田畑に囲まれた自然溢れる景色。
 この地上を牧場にしようと企む怨獣鬼にとってそれは……
「うむ、悪くない!」
 しばらく歩くと、ちょっとした倉庫のような建物が目に入った。
 中を覗くと、無数のゲージ(檻)に入れられた鶏の姿が。
 そう、ここは鶏卵を生産する養鶏場であった。
「卵とは言え、種族繁栄の為に産んだ子ども達を、良いように食べられているとは……」
 一羽一羽の鶏達を憐れみの眼差しで見つめる怨獣鬼。
 その中で、最も大柄で健康そうな雌鶏を見つけると、自らの指先を傷つけ、滴る血を雌その喉に流し込んだ。
 怨獣鬼の血は猛毒なのか? 雌鶏はゲージの中で激しく暴れまわる!
 しばらくの間は体中を痙攣させていたが、一旦落ち着いたかのように静かになった。
 だが、それも束の間。雌鶏の身体は、まるで風船のように膨らんでいく。
 ゲージを突き破るほど膨れ上がったその姿は、まるでダチョウのような大きな身体。
 巨体な妖鶏となった雌鶏は、大きな翼や嘴を振り回し、次々にゲージを突き破っていく。
「なにがあった!!」
 同時にドタトダと鶏舎に響き渡る足音が聞こえる
 激しい物音を聞きつけ、作業服を着た若い女性や数人の男性が鶏舎に駆けつけたのだ。
「ば…化け物っ!?」
 彼らは巨体化した妖鶏を見て、その場で腰を抜かした。
 怨獣鬼は、呪文のような言葉で妖鶏に指示を与えた。
 妖鶏は、それに頷いたかのように雄叫びを上げると、まずその両足で若い女性の身体を抑えこむ。
 そして大きく開け広げた嘴で、女性の頭部を咥え込んだ。
 なんと嘴は、まるで顎の外れた蛇の頭部のように、ゆっくりと女性の身体を咥えこんでいく。
「いやぁぁぁぁっ!!」
 大声で悲鳴を上げる女性。しかし、ついにはその全身が妖鶏の腹の中に収まってしまった。
 しばらくは腹の中で暴れていたようだが、ものの数十秒もすると静かになる。
 それを見計らったかのように妖鶏は腰を下ろし、用を足すように気張り始めた。
 微かな痙攣の後、妖鶏の尻から丸い物体が産み落とされる。
 それは、女性が着ていた作業服と同じベージュ色の、大きな大きな卵だった。
 妖鶏は間髪をいれず、他の男達にも襲いかかる。
 男たちも次々に呑み込まれ、卵として産み落とされていった。
 怨獣鬼は、最初の女性だった卵を拾い上げ、その殻の手触りを確かめる。
「うむ、持ち上げただけでわかる、この身のつまり具合。これはいい食材です。どこか……調理できる場所はないかな?」
 反面、
「うむ……、男の卵化は食欲が出ませんね」
 と、男たちの卵はそのまま放置し、女性の卵だけを持って外へ出て行った。
 木造鶏舎の一部を剥ぎ取り、それを薪代わりにし、鉄製の扉をフライパン代わりに熱し始める。
 ベージュ色の卵を鉄板の端で叩き亀裂を入れると、勢い良く鉄板の上で真っ二つに割った!
ジュゥゥゥゥゥッ・・・!!
 湧き上がる湯気と飛び散る油の中で、日の丸旗のように卵の中身が広がる。
 そして、十分に焼きあがるのを確認すると、大皿に移し、塩とコショウを振りかけた。
「一口に目玉焼きと言っても、色々好みがある。ちなみに吾輩はサニーサイドアップ派。黄身は半熟がいいですな」
 そう言いながらナイフで切り分け、口へ運ぶ。

妖魔狩人 若三毛凛 if 第11話(3)

「うむ、適度な甘みと、タンパク質の質の良さ。悪くない! やはり、人間は家畜にするべきです」
 大きな目玉焼きを全てたいらげ、満足の笑みを浮かべる。
「さて、先程から気になっているのですが、そこの子豚妖怪……。怖がらなくていいから、出てきなさい」
 怨獣鬼は、鶏舎の影に視線を変える。
 そこには、ビクビクと震えている猪豚蛇の姿があった。
「知って…いたダカ……。そ…それに……オラ、豚じゃ…ねぇ……。蛇妖怪……ダ…」
「それは失礼。たしか、貴方も元は白陰氏たちのお仲間だったとか。 ですが現在は、裏切り者と聞いておりますが……?」
「ひぃぃぃ……、オ…オラに手を出すと……、妖魔狩人に……討たれるダヨ………」
「それです! その妖魔狩人です。 その者をここへ連れ出してもらえませんかね? そうすれば、貴方には一切手を出しません」


「アーチャー/スナイパー。 1マスから3マス離れた場所からの遠距離攻撃が可能。ただし、隣接されると無抵抗に攻撃されることが殆ど。唯一『狙撃』のスキルが使え、発動すると、一撃で敵ユニットを仕留める事も可能・・・・・」
 自宅で父のパソコンを使い、心美の言っていたゲームの公式サイトを眺める凛。
「ゲームでも、弓では近接戦闘に向いていない。つまり今まで勝ててこれたのは、わたしの実力というより、単純に敵が弱かったせい……?」
 その時・・・・
コツン!!
 部屋の窓ガラスに、何かが当たる音が。
 カーテン越しに外に目をやると、猪豚蛇が窓ガラスに小石をぶつけていた。
「どうしたの?」
 窓ガラスを開け、声を掛ける凛。
「妖怪ダ……、悪い妖怪が現れたダヨ……」


 猪豚蛇の案内で養鶏場に着いた凛と金鵄。
 幸いな事に、優里ともすぐに連絡が取れ、現地で落ち合うことができた。
 霊装し、鶏舎の周りを調べる二人。
「何かしら……、このベージュ色の球体は……?」
 所々に転がっている球体を見つけ、優里が呟いた。
「霊気を感じます・・・それも、人間の霊気です・・・」
 凛が付け加える。
「それは、ここで働いていた人間を卵化したものです!」
 背後から、張りのある丁寧な口調の声が掛けられた。
 そこには褐色の肌、白いコック服に身を固めた、大柄な中年男性(ぽい)姿と、ダチョウのように大きな鶏が待ち構えていた。
「アイツだ、アイツが……妖怪ダヨ!」
 叫んだと同時に、まるで音速の勢いで鶏舎の影に身を潜める、猪豚蛇。
「初めまして、吾輩……ムッシュ・怨獣鬼。そう、ムッシュとお呼びください」
 怨獣鬼は深々と頭を下げる。
「こちらは吾輩の部下、妖鶏でございます」
「挨拶は結構です。それより、人間の卵化とはどういう事ですか!?」
 こちらも丁寧だが、強い口調の優里。
「妖鶏は人間を呑み込んで、卵に変えて産み落とす事ができるんですよ。ちなみに、味は普通の鶏卵に比べ、遥かに濃厚で美味でした♪」
 その言葉は、凛と優里の眉尻を5ミリ程釣り上げさせた。
「吾輩の野望は、人間全てを家畜にすることです。人間たちは私達に飼い慣らされ、そして食用肉として、妖怪たちに供給されることでしょう」
「そんな事は許さない!」
 言葉と同時に、弾き出されたように凛と優里は跳びかかった。
 優里の鋭い薙刀の刃が振り下ろされる。
キーンッ!!!
 甲高い金属音が鳴り響く。その刃は、怨獣鬼が手にした包丁の刃で受け止められていた。
「うむ、悪くない……。いい太刀筋です!」
―この人……、並みの妖怪では無い!?―
 刃を合わせただけで、お互いの力量を読む二人。
 一方凛は、弓を構え弦を引くが、妖鶏の鋭い嘴や足爪の攻撃が速く、矢を射ることができない。
 一旦飛び避け、改めて弓を構えようとすると、今度は頭上から妖鶏が襲いかかる。
―間に合わない……―
 凛が諦めそうになる寸前、目の前を一陣の風が通り過ぎる。
 それは、優里が振り払った薙刀。
 慌てて避けようとした妖鶏だが、刃が大きな胸をかすめた。
 妖鶏の胸元に、一筋の真っ赤な切り傷が現れる。
「うむ、白陰の言っていた通り、白い妖魔狩人の方は、要注意ですね」
 怨獣鬼と妖鶏の鋭い眼光が、優里を突き刺す。
 相手にされていない……。
 今のわたしは、相手の眼中に入っていない……。
 ここ最近の二連敗。
 そして、今も蚊帳の外になっている。
 凛は、そんな自分が惨めだった。
 戦いに負ける恐怖心よりも、今まで村を守ってきた自分は、夢や幻だったのでは無いかと思える程のこの現実が、なにより情けなく思えてきた。
「凛・・・・?」
 金鵄もそんな凛を心情を察したのか、不安そうに見つめる。


どうする!?
 ① この場は優里に預け、凛は一旦場を去る。
 ② 逃げちゃダメだ! 凛は弓を構え突撃する。


----------------------------------------------------------------

『-後編-』へ続く。

そのまま、下のスレをご覧ください。

| 妖魔狩人 若三毛凛 if | 14:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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妖魔狩人 若三毛凛 if 第11話「ムッシュとお呼びください -後編-」

① この場は優里に預け、凛は一旦場を去る。


 この近接した戦闘では、わたしは役に立たない・・・。
「優里お姉さんっ!!」
 凛は、いきなり振り絞るような声を上げる。
「凛……ちゃん?」
「この場は……、この場はお願いいたします……」
 それだけ言うと、正反対の方向へ向かって走り去っていった。
 そんな凛をみると、怨獣鬼は冷ややかな笑みを浮かべ
「おやおや、敵わないとみて逃げ出しましたよ。情けない子ですねー!」
 と、あざ笑った。
 怨獣鬼の言葉に耳を貸さず、静かに凛の後ろ姿を見つめる優里。
 だが、その目は優しく、更に
「任せて!」
 と薙刀を構え直した。
 その姿が腑に落ちないのか、怨獣鬼は優里に問いかけた。
「なぜ失望しないのです? あの子は貴方を見捨てて逃げ出したのですよ」
「失望・・・?」
 一瞬、目を丸くした優里だったが、再び優しく微笑むと
「あの子は私を信じてくれている。 だから、私もあの子を信じる。それだけよ!」
 とキッパリ言い放った。

 今まで凛は、たった一人で戦ってきた。
 たった一人で、中国妖怪から村を守ってきた。
 だから、凛は敵に背中を向けるわけにはいかなかった。
 背を向ける、すなわちそれは敗北を意味するからだ。
 でも、今は違う・・・・
 優里が居てくれる。
 優里になら、安心して背中を見せられる。
 心美先輩が言っていた。
 弓手はスナイパー・・・・だと。
 近接戦闘が弱点ならば、後方へ下がればいい。
 そう、後方から優里を支援すればいいのだ。
 凛は鶏舎の裏手に回ると、屋根を見上げた。
 高さは一般住宅の三階相当だろうか。
 だが、軽量かつ、装着者の運動能力を五~六倍まで引き上げる戦闘服。
 コレを着ているので、二~三足跳びで駆け上がる事も苦ではない。
 一気に屋根に駆け上がると、その上を慎重に歩く。
 見下ろすと優里や怨獣鬼、妖鶏の姿があった。
 さすがに優里だ!
 優里自身とほぼ互角の腕を持つ怨獣鬼、さらに妖鶏の二匹を相手に奮戦している。
 本当に頼もしい人が味方になってくれた。
 凛は、屋根の端まで行くと、片膝を落とし重心を下げ、身体を安定させた。
 今度は、すぐには敵は襲いかかってこない。
 しっかりと狙いを定める。
 呼吸を整え、凛は静かに弦を離した。
 青白い閃光が、一直線に飛んで行く。
 閃光は、丁度優里に襲いかかろうとしていた、妖鶏の右翼に突き刺さった!
「コ……コケッ……!!」
 激しい痛みが全身を襲う。妖鶏は四方八方に転げまわる。
 光の矢は、粒子となり右翼を覆う。そして光と共に翼も消滅していった。
「な……っ!?」
 怨獣鬼の鋭い視線が、屋根上の凛を見つけ出した。
「あの小娘、逃げ出したのではなかったのですか!?」
 紳士的な振る舞いをする怨獣鬼であるが、この時ばかりは歯ぎしりをしている。
「だから、失望する必要は無いって言ったでしょう!」
 追い打ちをかけるように、優里が不敵に微笑んだ。
 一方、右翼を失った妖鶏の心境は穏やかではない。
 その怒りは、へそで茶を沸かせる程である。
 我も忘れ、一目散に凛へ向かって羽ばたいた!
 だが、悲しいかな。 元々、鶏である上に片翼。
 獲物に襲いかかる鷹のようにはいかず、空中でジタバタ浮いているだけ。
 最早、格好の的だ。
 再度、青白く光る…霊光矢を形成し、ゆっくり弓を引く凛。

妖魔狩人 若三毛凛 if 第11話(4)

シュッ・・・・!  
 風切音と共に、青白い閃光が飛び放たれる。
「コ…コココッ……」
 叫び声にもならなかった。
 霊光矢は、妖鶏の胸を一直線に貫いていた。
 光の粒子が妖鶏の全身を包み込むと、そのまま飛散するように消えて無くなっていった。
「や…やったぁぁぁぁぁっ!!」
 思わず声を上げて喜ぶ、優里!!
 優里にとっては凛の活躍の方が、自分の事以上に嬉しいのだ。
「うむ、これは不味いですね・・・・」
 消えていった妖鶏の姿を見つめながら、怨獣鬼は初めて不安げな声を放った。
「次は貴方の番よ!」
 優里の刃が、目前に迫る。
「今回は吾輩の負けですな。 いや正直、黒い妖魔狩人を侮っていました。それが敗因です」
「さすが潔いのですね。 そのまま大人しく囚われてくれるなら、命までは奪いません」
 優里は刃を僅かに下げた。
「おや? 確かに負けは認めますが、捕まるとは言っておりません!」
 怨獣鬼は懐から球のような物を取り出し、思いっきり地面に叩きつけた!
 激しい閃光と爆煙が巻き上がる。
 思わず身をかがめる優里。凛も煙で視界が遮られる。
 数分後、爆煙が収まった頃には、怨獣鬼の姿は無かった。
「逃げられたわね・・・・・」 
 優里は苦虫を噛み潰したような顔だ。
 凛も屋根の上から当りを見渡したが、怨獣鬼は見つからなかった。


「卵化した人は、元の人間に戻れないのね・・・・」
 戦いが終わって、養鶏場内に散らばっている大きな卵を集め、優里は無念の表情を浮かべた。
「これは、優里のお母さんや凛の友達のように、妖怪に生まれ変わったのと同じ原理だと思う。 だから術者が死んでも、元には戻れない」
 金鵄も残念そうに続けた。
「ん……っ?」
 凛が何か思いついたように、顔を上げた。
「妖怪化した人と同じなら、わたしの霊光矢で浄化できないかな?」
 霊光矢の威力は、妖怪に対する殺傷力よりも、邪悪な妖力を打ち消す浄化の力の方が大きい。
 だが・・・
「たしかに理論的には可能だけど、霊光矢はあくまで矢だ。突き刺せば殻は割れ、中の身も死んでしまうよ」
 金鵄は首を振った。
「それ、なんとかなるかもしれない」
 凛はそう答えると弓を構え、霊力で矢を形成する。
 霊光矢は物理的な矢ではない、凛の霊力が矢の形をしたものだ。
「だから、突き刺さらないようにすれば、いいと思う……」
 凛はそう言って、卵を狙って・・・いや、卵の遥か上空を狙って矢を放った。
 いつも通りに放たれる青白い光。
 だが、その矢は上空で、破裂したように四散した。
 よく見ると四散した矢には、それぞれ光の糸で、蜘蛛の巣のように結ばれている。
「ああっ!?」
 思わず声を上げる優里と金鵄。
 そう、それは光の網。
 まさに、青白く光る投網であった。
 落下した光の網は、そのまま優しく卵に覆い被さる。
 卵は全体的に光に包まれると、やがてそれは人の姿に変わっていった。
 気を失ってはいるものの、それは卵に変えられる前の養鶏場の男性。
「元に戻った・・・」
 凛は更に、他の卵にも矢を放つ。
 次々に元の姿に戻る人たち。
「ふぅ・・・・」
 全ての卵を元に戻すと、凛は大きなため息をついた。
 無理も無い。何事もないような仕草をしてはいるが、霊光矢は凛の霊力で形成されたもの。
 その精神疲労は、並大抵ではないのだ。
「霊力を物質的な矢として形成するだけでも並外れた能力なのに、更にそこから状況に応じた形に変化させるなんて・・・・これ程の力を持った人間は聞いたことも無い」
 あまりの凛の霊力の高さ、そしてそれを操れる凛の精神力。
 金鵄は、もはや驚きを通り越して呆れるだけであった。
「凛ちゃんと私の妖魔狩人としても違いは、霊力の高さとその質。
 もって産まれた能力の差以上に、あの子自身が村を、人々を守りたいという気持ちが、私よりも遥かに強いから、起こりうる効力。
 やはり、真の妖魔狩人は、凛ちゃんだよね。
 私の役目は、あの子を精一杯・・・守ること」
 優里は、改めてその想いを強く秘めた。


 第12話へ続く(正規ルート)



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第11話 あとがき

こんにちわ、まだ榛名と結婚できない・・・ るりょうりに です。
orz


なんとか11話、完成いたしました。

今回も、前編・中編・後編(正規&BAD)と、長くなりました。(^^A

長くなった原因のひとつが、新キャラクラー ムッシュ・怨獣鬼

要は、調理ができるレギュラー妖怪が一人欲しいなぁ~と思って、登場させたキャラです。
白陰や、嫦娥に調理させてもいいのですが、コイツらは中国妖怪。
中華料理ならいいけど、和食や洋食・・・、日本に根付いているB級和風料理?w

そんなのを作るには、やはり日本出身の妖怪がいいと思ったわけで。
ですが、伝記上ではなかなかいい妖怪がいない。
そこで、色々もっともらしい理由を付けたオリジナル妖怪の登場となったわけです。

色々構想していたら、意外にスムーズにイメージが浮かびまして。
人間に食べられる為に殺された、家畜の怨念が妖怪化した。
ここから、なんか訳のわからないヤツに転生するww
しかも、なぜか口癖が「うむ、悪くない・・・」

この辺は、みら!エンを描いていた時のノリですねw

でも、個人的には気に入ったキャラになりました。

ま…、誕生したての妖怪が、なぜそんなに料理に詳しいのか?
こういうツッコミは置いておいてくださいwww

(一応、もっともらしい理由は、料理された家畜たちの怨念も吸収している・・ということでw)


さて、正規ルートでは、いきなり弱くなった凛ww

ここまでの弱体化は、優里の強さを引き立てるための演出でもあるのですが、実際……初期設定の段階から凛は基本戦闘値が高くありません。
元々、戦闘は愚か、武道(実戦)の経験も無い普通の女子中学生。
たしかに弓道はやっていますが、弓道の練習や試合は、剣道や柔道などと違って、直接相手と戦うわけではありません。
しかも弓は、近接戦闘には向いていません。

だから、あまり強くなくても当然なんですよ。

今までの相手が弱かった。もしくは運良く勝てたというのが本当の所です。

でも、主人公としてそれはどうなのか?ww

今回11話の正規ルートは、そんな凛のポジションを決定付ける話にしました。

ちなみに、霊力の強さは凛の方が優里より上なので、霊力そのものの強さが必要な敵に対しては・・・
コレ、先々への伏線ですww


次は、BAD-ENDについてです。

予告通りカツ丼化にしました。

やたら、トンカツではなく・・・カツ丼という所がポイントみたいに言ってきましたが、ええ…今回の決め手は、実は卵化です!

このネタ、ハッキリ言います!!


パクりましたwwwwww(^^A


元は、バカ作者さんがPixivで投稿した、『卵化→目玉焼き化』です!



マジで当時、「この発想・・・いいなぁ~♪」と感銘を受けまして、一度やってみたいという気持ちがありました。
今回、バカ作者さんの了承を得て、ネタを使わせて頂きました。

改めて、バカ作者様の寛大なお心、感謝いたします。m(_ _)m

やるからには、こだわってやってみる!!ww

卵化というのはホント初めて描くので、色々……試行錯誤しています。

特に『白身』の質感や、『溶き卵』の質感は苦労した分、まずまずの出来と自負しております!!

お陰で、カツ丼化も納得いく物が出来ました。


話が前後しますが、トンカツ化というのも、実は俺っちの大好きなカニバネタです。

きっかけは、今からかなり昔・・・
某美少女戦士のアニメが大人気だった頃、俺っちは危ない夢を見ましたw

それは夢の中でそのアニメを見ていたら、登場キャラで一番好きだった『水色の美少女戦士』が敵に捕らわれ、 トンカツ』に調理されるという内容でしたw

夢の中の俺っちは、周りの人目を気にしながら、そのアニメをドキドキしながら見てましたねwww

目覚めてその日の昼食は、お弁当屋さんで購入した『トンカツ弁当』wwww

トンカツを一口一口・・・じっくりと味わいながら、「あの……トンカツ化された美少女戦士もこんな味なのかな?」
なぁ~~~~~んて、ムチャクチャ外道で危ない想像をしてましたよ。


改めて、 「危ないっ!! 危ないぞ・・・俺っち!!」


お陰で、より一層トンカツが好きに……ゲボッ! ゲボッ!


そんな訳でトンカツ化というのは、俺っちにとって、3本の指に入る変化ネタ(カニバネタ)なんです!

なぜ、今までやらなかったかというと(ハムカツ化は別物)、好きなネタだからこそ……とっておきのキャラしかやりたくないというのがありました。

とっておきのキャラ・・・・それは、俺っち自身が認めた美少女キャラ。

ミオも、も・・・俺っちにとって大好きな主人公です。
でも、この二人は俺っちの中では『美少女キャラ』ではないんです。
見た目は十人並みだが、性格や行動パターンが好きなキャラなんです。

俺っち自身が『美少女キャラ』と設定して描いているキャラは、現状二人だけです。

一人は『 水無月聖魚(セイナ) 』。
もう一人が『 高嶺優里 』。

でもセイナは見た目は美少女なんですが、性格が天然でおっとり系ww
嫌いじゃないんですが、正直……あまりS心が燃えないんですよwww
(あと、セイナは人魚って設定なので、カツというより、フライってイメージだしw)

やはり、俺っちのS心を燃やしてくれるのは、真面目で完璧系の美少女!!
現状では『優里』だけなんです。


なので、

優里を登場させたら絶対にトンカツ化してやる!!

と決めておりましたw

優里は、今後も好きなカニバ系ネタでドンドン使っていきたいと思っておりますwww


おっと、調子に乗って書いていたら、また長くなった。(^^A


次回12話は、予定ではmec様から頂いたアイデア、『 独楽化 』をやってみようと思っております。

ただ、もしかしたら・・・・
先に『平面化』ネタにするかも知れません。

ちょっと、現状どちらを優先するか決めかねているところです。


決まりましたら、また『近況報告』でお伝えしたいと思います。



では、今回もご覧頂き・・・

本当にありがとうございました!!m(_ _)m

| あとがき | 14:16 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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近況報告

こんにちわ!


榛名が好きです!
 
榛名と結婚したいです!

でも、レベルがあと7程足りない! 頑張れっ!あと……たった7やん!

ちなみに、二次元キャラで結婚したいと思ったのは、ホント久しぶりで・・

ええ、 長門有希 も、 柊つかさ も、 青木れいか も・・・

この子達も、マジで大好きですが、でも…感情的には愛娘なんですよ♪

と、長くてどうでもいい前置きから始まった、 るりょうりに です。



では、『妖魔狩人 若三毛凛 if 第11話』の状況から。

一部のコメント返信で記載しておりますが、執筆はもう終えております!

現在、挿絵作成の段階です。


実はですね・・・


第11話も長い話になってしまいました・・(^^A


なんか…やけに気合入っていますねww



長さ的には、10話と同じか……、やや長いか……って感じですw



更に挿絵も、おそらく7枚になる予定。

うん、今までで一番多い枚数じゃないでしょうか?


そういうわけで、完成予定は今月末くらいだと思われます。

もうそろそろ、公開されたかな?……と、見にきてくださっている閲覧者様もいるかもしれません。


本当に、申し訳ありません。



出来る限り、急いで完成させますね!


最近、コメントの数も増えてきて、ホント…嬉しい限りです


ありがとうございます!!


お陰様で、俺っち自身のモチベーションも、いい感じで上がっています♪


楽しみにしてくださる方がいる・・・・

創作している人間にとって、この事が一番うれしいことですよね。

てなわけで、頑張ります!!


最後に、11話の予告的に・・・?

使用イラストの一部公開いたしますwww


11話の敵?

第11話 予告絵01


この女性は、どうなるのか!?

第11話 予告絵02


では、次回を少しだけ楽しみにお待ちください。


閲覧、ありがとうございました~~♪

| 自己紹介 | 01:42 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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高嶺 優里(たかね ゆうり)

こんばんわ!

先日、数年ぶりにトキさんとオフ会をしました… るりょうりに です!!

いやいや、トキさんはホント、いい人です。
実年齢は俺っちより、ずっと若いのに・・・・
精神年齢は、俺っちより遥かに上ですwww

マジで、人間的に尊敬できる人です!!


==============================


というわけで、今回は新たな仲間・・「白い妖魔狩人
高嶺優里のキャラプロフィールを公開いたします!

妖魔狩人 若三毛凛 if 第九話(2)


と言っても、実は作中で見せる彼女の設定データは、姉妹サイト『るりょうりに』のキャラ紹介のページで公開しています。
ですので、ここでは誕生秘話を取り上げていきます。


==============================

優里のコンセプトは、簡単に言えば『完璧超人』ww

見栄え、性格、知力、運動力、そして・・・戦闘能力。

全てが、ほぼ完璧なキャラにしております。


理由は簡単です、完璧に近い優等生キャラほど、間抜けなBAD-ENDは『ギャップ萌え』があるでしょう?w

その為だけに、登場させたと言っても過言ではありません!w


(ホントはそれだけでなく、正規ルートも熱い展開にするという理由がありますけどねw)




キャラモチーフは、とあるゲームヒロインでした。



おそらく気づいている方は少ないと思いますが、優里のモチーフキャラは・・・








ときめきメモリアル』の藤崎 詩織です!! ヽ(`▽´)/







 ぶっちゃけ、俺っちは…『ときメモ』の詩織が大好きでした!!


詩織が好きすぎて、最初に発売された…PCエンジンCDロムロム版。

以後発売された、プレイステーション版。セガサターン版。スーパーファミコン版。

全てひと通りプレイしました。


それだけでなく、当時…なんか訳のわかんない詩織のデビュー・シングルみたいなPSソフトも購入したくらいですww


…と言っても、俺っちの性格が捻くれているのはご存知だと思いますが・・・

俺っちは、純粋な『』で詩織を好きだったのではありません






邪悪な、S心を満たしてくれる、虐め甲斐のある『おもちゃ』として愛していたのです!!(オィ!w)




見た目も美人で可愛い!
頭もいい!
運動神経も結構ある!
美的センスもいい!
性格も優しくていい子

(ただし・・・、ちょっと高慢な所もある)


こんな完璧超人を、ペチャンコにしたり……、焼いたり、生で食ったり……。


それはもう、その間抜けっぷりに妄想に妄想が膨らみ、人には見せられない多くの外道マンガを描かせていただきましたww


ちなみに、俺っちが『ときメモ』で純粋な愛情を込めていたのは、『清川 望』です!!
水泳しか取り柄がない女の子。

だけど、二度目の彼女のエンディングは、最高でした。
あの健気さ・・・・。
人は欠点があるからこそ、輝くんだなあ~と改めて認識できます!


話が反れましたが、そんな詩織をモチーフにして作り出したのが、優里です。

優里がややタレ目な所も・・・
髪の色も・・・
頭のカチューシャも・・・・

全て、詩織を意識して描いておりますwww


凛では表現できない、完璧キャラの無様なギャップ萌え。
第二話で初登場させ、レギュラーキャラとして登場させるのを、今か・・・今か・・・と待ちわびていたのは、何を隠そう~、作者の俺っち自身です!


そうそう、優里の戦闘用コスチューム。

あの『トキ様』から、「いいデザイン」だとお褒めの言葉を頂きました。

優里のコスチュームは2~3回、描き直しています。
最初から、イメージカラーは『白』と決めており、白いゴスロリ服でデザインしたのですが、全然優里に似合わないww

たまたま偶然、20年近く前に描いたキャラを今風に描き直してみたら、そのデザインが良かったので、それをそのまま優里のコスチュームとして使いました。

正直、凛にしても…優里にしても、コスチュームデザインは個人的にも気に入っております♪



さぁ、こんな完璧超人、優里!!


今後、正規ルートでも……BAD-ENDでも、どんな活躍をするか!?

俺っち自身も楽しんで書いていきますので、よかったら応援してやってください!


では~♪

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