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自己満足の果てに・・・

オリジナルマンガや小説による、形状変化(食品化・平面化など)やソフトカニバリズムを主とした、創作サイトです。

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はじめに!

当サイト、自己満足の果てに・・・は、オリジナルマンガオリジナル小説公開をメインとしたサイトです

当サイトでは、仮想物語で女性や少女を「潰したり」「溶かしたり」「丸めたり」「グニャグニャにしたり」「食べたり」残酷な描写が含まれています。

従って、これらの描写を不快に思う方耐性の無い方は当サイトをご覧にならないようにお願いいたします

また、当サイトでは性的表現は殆どありませんが、残酷な描写があるため18歳以上の方のみ、ご覧頂くようにおねがいいたします。

※ 新たな追加事項

現在当サイトの一部の物語や記事は、会員制になっておりパスワードロックが掛けられております
ロックを解除するには会員になって頂くことで、パスワードを発行しております。

● 会員になるための条件

 □ 会員になるためには、今後当サイトで公開された作品に対し、感想などのコメントをして頂くことが条件となります。(毎回でなくとも結構だが、最低 年に2~3回ほど)

 □ 当サイトのパスワードロックは毎年更新にする予定です。 したがって上記の条件を守れていない方は、更新後の新たなパスワードを発行できない場合もあります。

 以上をご理解したうえで会員希望の方は、私までメールもしくはpixivのメッセージにて、「条件を守る意思をハッキリ記して」ご連絡お願いいたします。
 連絡を頂き、上記記載部分をしっかり理解されておられると判断させていただいた際に、パスワードを発行させていただきます。(一週間以内)


※ 2017/11/11 追加事項

メールで会員申請をしてくださった方へ。

私のメールアドレスへメールにて、会員申請をしてくださった方にご連絡いたします。
基本的に私は、メールで申請を頂いた方には、メールで返事をしております。

〇 それはたとえ、条件を理解しておらず、不合格になった方でも、必ずメールで返事をしております。

したがって、もし……メールで申請したのに、私から返事が返ってこない場合。
不合格だったとか、無視されたとか思わず、

迷惑メールボックスへ、返信されていないか? 確認をお願いします。

これ、意外と多く、不合格になったと思われている方が結構いらっしゃいます。
以前も近況報告等でこのお話をしましたが、新たに申請された方は、それをご覧になっていないようですので、改めてこの場でお伝えいたします。

必ず、迷惑メールボックスに入っていないか? 確認お願いしたします。

それでも返信が来ていないようであれば、改めて私の方へ、ご連絡お願いいたします。

再度申し上げますが、私からは必ず返信しておりますので、よろしくお願いいたします。


※ 2017/7/15 追加事項

 FC2ブログの『ブロとも』を申請される方。
 
 たしかにブロともになれば、パスワードが無くともロックしている作品が読めます。
 
 ですが、大変申し訳ありません。
 ブロとも においても、パスワード申請と同様に、条件を理解し守ることを連絡してくださった方のみ、承認させていただくことにしております。

 したがって申請時に、条件を守る規約等の記載をお願いいたします

 大変お手数をお掛けいたしますが、コメントを頂くというのは、私がモチベーションを保つための大切な手段ですので、ご理解の上…ご協力をお願いいたします。

 もう一つだけ『ブロとも』申請をされる方への大事なお知らせ。

 私、このFC2ブログのブロとも申請というシステム。殆ど利用しておりません。
 ですから申請を頂いても、気づかない事が……過去多々ありました。(;^_^A

 そういったことでご迷惑をおかけしますので、もし『ブロとも申請』をされる方は、メールか……pixivのメッセージなどで、予めご連絡頂けると助かります。

 
その他に関しては、『サイト案内』をご覧ください。
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るりょうりにクイズ ヽ(`▽´)/

るりょりにクイズ ←クリックしてね!

暇なときにやってみてください! ヽ(`▽´)/

| 閲覧者様との交流 | 21:25 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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姉妹サイト『るりょうりに』 ターディグラダ・ガール第2話 公開!

こんばんわ!

 衛藤 操希


さてさて、またもいきなり出て来た謎?の画像。
この子は、一体……何者でしょう?

ちなみに、女の子に見えますか? それとも男の子に見えますか?


正解は、男の子です! ヽ(`▽´)/


このサイトで、男の子なんか……登場したことありましたっけ?

男性なら、ターディグラダ・ガールに2~3人いますけど…。
男の子っていうのは、いませんよね?
ネザーワールドクイーンの主人公…倫人は、男の子って呼ぶべきなのかな?

まぁ…いいやw

ぶっちゃけ、ショタ!ですww


なんで、こんな子を描いたかと言うと、数十年と封印されていた私のショタ嗜好が、ついに解かれてしまったからです!(笑)

正直、そんな大袈裟なほどショタではないんですけどね、ちょっと……少~しだけ、そういう所もありまして。
でも、ホント…ここ十年以上、その気は無かったんですけどね。

去年あたりからチラホラ出だして、今年…とあるアニメのせいで、封印が解かれてしまいました。(;^_^A

んで、久しぶりに男の子ってヤツを描いてみたくなったので、描いてみましたw

多分この子…ターディグラダ・ガールの次回作ではなく、その次……10話あたりに登場すると思います。(笑)



さてさて、話が思いっきり違う方向で始まりましたが、タイトル通り……姉妹サイト『るりょうりに』で、ターディグラダ・ガール第2話を公開いたしました。

…と言っても、このサイトで公開したものと、話は一緒です。

ただ、少~~しだけ、微修正しているかな。

どこが修正されているかは、暇な時でも見つけてくださいww

もちろん、パスワードロックはされていませんので、会員以外の方でもご覧になれます。

そんなわけで、よろしくです! o(≧▽≦)o


| 閲覧者様との交流 | 19:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ターディグラダ・ガール 第八話 はじめに


キラリン大福


こんにちわ!

いきなり出て来た…この画像。
和菓子 さくや』の広告です! ヽ(`▽´)/


なにそれ!?

そう思った方。

今すぐ、ネザーワールド クイーン を読みましょう!!(笑)


まぁ、わかっているとは思いますが、『さくや』なんて和菓子屋さんも、キラリン大福も、現実には存在しませんけどw

よく似たお菓子はあるけど、一応キラリン大福は想像のお菓子です。
キラリン姫もねwww
(モチーフとなった、ゆるキャラは存在するけど)

でも、マジで美味しそうに描けているでしょう!?


大福餅の質感や、イチゴの瑞々しさも良く描けたな~と、自分でも大満足!ヽ(`▽´)/




さて、どうでもいい話と、そんな物描いている暇があったら……って言われそうなイラストから始まった、今回『八話のはじめに』。

タイトルの通り、今回は…ターディグラダ・ガールのつづきです。

いやーっ、お盆休みに間に合って良かったよ。

でも、殆どの人はイベントに行っておられるので、こんなサイトの事は忘れていらっしゃるでしょうね!
( ̄ー ̄ )ニヤリ

私は地方の上に、ギリギリまで休日の予定が判らないので、ああいったイベントへ行く機会は殆ど無いですね。
まぁ、私の分まで楽しんでくださいませ!

おっと、話が逸れた。

今回の八話。
物語的には、結構シンプルです。
また、状態変化も基本一種類です。(お約束は一つありますが……)

ここんところ、色々…盛りだくさんにしたせいで、ページ数も多く、内容的にもややこしかったので、あえてシンプルにしてみましたが……。

でも、やっぱりページ数は長い…。なぜだ!? orz

そんなわけで、楽しめる人が限られてしまうかもしれませんが、笑って許していただけると嬉しいです。


では、これ以上の話はネタバレになるので、つづきは『あとがき』にて!!








| ターディグラダ・ガール | 15:45 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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ターディグラダ・ガール 第八話「少女と未確認生物」 一章



「そっちへ逃げたぞ! あの交差点の先だぁ!!」
 薄暮がやってきて、やがてほんのりと青い夜の闇が街並みを包んだ頃、あちこちから怒声のような叫びが聞こえ始めた。それも一人や二人ではない。おそらく十人弱はいるだろう。
 その声の主たちは、若い男性もいれば女性もいる。また、年配者も混ざっている。
 それはどう見たって、一般の人々であった。
 その声の主たちにに問い掛けるように、一人の濃紺色の制服男性が駆け付けた。  
「お待たせして申し訳ありません。ところで一つ確認いたしますが、本当に『未確認生物』だったのですか?」
 それは若い警察官。おそらく、この近辺の交番勤務の駐在員であろう。
「ああ、間違いない! でかい頭に……黒っぽい皮膚。あんなのは人間じゃねぇ。未確認生物だ!!」
 そこに居た誰もが、そう答えた。
「わかりました。至急所轄を通して、県警本部の対策係に報告します。では…まず、未確認生物に襲われた方はどなたですか?」
 警官の問いに、皆が皆……顔を見合わせる。
「襲われたっていうのは、その未確認生物から攻撃をされた……。って意味かいな?」
「はい。もちろんそうですが、襲われたのはどなたでしょう?」
 再び、皆が皆…顔を見合わせる。
「そういった意味では、襲われたヤツはいねぇーんだけど。」
「最初に叫んだのは誰だっけ?」
 その問いに「俺だよ!」と答えたのは、ねじり鉢巻きの年配の男性。
「俺はそこの角で青果店をやってるんだけど、いきなり未確認生物が現れたかと思ったら、店のトマトとキュウリを1~2本ずつ、盗んでいきやがったんだ!」
「トマトとキュウリ。それだけ……ですか?」
「それだけって、それだって犯罪だろぉ! こちとら生活が懸かっているんだ! 早く、とっ捕まえてくれよぉ!」
 年配男性は顔を紅潮させ、頭から湯気でも出しそうな勢いで、そう怒鳴り散らした。
「は……はい、わかりました。他に被害に遭われた方は……?」
 警察官の再度の質問に、三度顔を見合わせた人々。
「いや、他には誰もいねぇーんじゃないかな? その青果店の親父の叫び声で、逃げていく黒っぽい影を見ただけで。」
 一人がそう言うと、そこに居た全ての人たちも、ウンウン!と頷いている。
 そんな皆の言葉に、一人ポカンと固まってしまった警察官。
「一応報告はしてみますが、おそらく後日改めて捜査されるんじゃないかと思います。」
 とは言ってみたが、その表情にはもはや緊張感の欠片も無かった。

 

「くそったれ!! レバレッジ10倍が仇になったぜ!!」
 ここは丘福市南区小間にある、こじんまりした二階建ての一軒家。
 その家の一室で、ディスプレイを二つ並べたパソコンを凝視している一人の若い男。彼の名は、堂本大輔。
 わなわなと震えるその腕でキーボードを掴み上げると、高々と振り上げ床に叩きつけた。
「500万だぞ! また一気に500万…消えちまった!!」
 パソコンデスクを蹴っ飛ばし、本棚にある投資の専門書を床に撒き散らすと、今度は廊下へ向って声を荒げた。
 彼…堂本大輔は、現在28歳。自称ネット投資家……と言えば聞こえはいいが、現実には殆ど稼ぎは無く、同棲させてもらっている女性から金銭をせびり、それを投資に当てている。
「紅々愛(ここあ)~っ!! 聞こえるか、紅々愛~~っ!! 今すぐコーヒーを持って来ぉーい!!」
 その怒声にパタパタと反応する足音。
 すると1~2分もしないうちに、一人の幼い少女がマグカップを両手で大事そうに抱え、部屋へ入って来た。
 大輔は少女が持ってきたマグカップを受け取ると、その中身を口に含む。
ブゥゥゥゥッ!!
「苦ぇぇぇっ!!」
 そう叫びながら、含んだコーヒーを全て噴き出す大輔。と同時に、手にしていたマグカップを少女に叩きつけた。
 少女の全身がずぶ濡れになり、しかも湯気が濛々と立ち昇っている。
 それでも少女は熱がりもせず、ただジッと立って耐えている。

ターディグラダ・ガール 8話01

「紅々愛、なんだぁ…このコーヒーは!? くそ苦ぇぇじゃねぇーか! 砂糖を入れてねぇーのか!?」
 大輔はそう怒鳴ると、右手でその少女……紅々愛の頬を思いっきり引っ叩いた。
 紅々愛の小さな身体が木の葉のように舞い上がり、そのまま本棚に叩きつけられる。
 それでも紅々愛は悲鳴すら上げず、ただ黙って涙を零した。
「ご……ごめんなさい。でも…砂糖はもう無くなって……。」
 身体同様、か細い小さな声で、賢明に弁解する紅々愛。
「だから俺に苦いコーヒーを飲めってかぁ? 俺が苦いの嫌いなの、知ってるんだろぉ? 嫌がらせかぁ~っ!?」
 大輔はそう言って紅々愛の胸ぐらを掴み上げると、そのまま高く吊り上げる。
「今すぐコンビニ行って、砂糖を買って来い。そしてコーヒーを作り直して来い。わかったな?」
 歯を剥きだして鬼のような形相で睨みつけると、紅々愛の小さな身体を廊下へ放り投げた。
 まるでゴムマリのように跳ね上がる紅々愛の身体。
 それでも、そこで痛がって蹲りでもすれば、大輔が蹴りつけてくるのは身をもって知っている。
 泣きもせず黙って立ち上がると、よろめきながらもトボトボと歩き始める。
 そして、玄関口のすぐ傍にあるキッチンへ入ると、そこには仕事から帰宅したばかりの母……莉子(りこ)が、黙ってテーブルに腰かけていた。
「お母さん……。砂糖を買ってくるから、お金をください。」
 紅々愛は、自分自身の感情を偽るように目を細めて微笑むと、ゆっくりと小さな手を差し出した。
 莉子は、そんな紅々愛の顔すらも見ず、何も言わずに財布から千円札を抜き出すと、放り投げる様に紅々愛に手渡した。
 お金を手にした紅々愛は小さくお辞儀をすると、静かにキッチンを後にし、買い物へ出かけて行った。
 コンビニで砂糖を一袋買い、再び青黒い景色の中を戻る紅々愛。すると……、
「あっ! 紅々愛ちゃーん!?」
 そう声を掛けて来たのは、紅々愛よりも少し年上に見える少女が三人。
「こんな時間にお買い物~っ? アタシたちは塾の帰りなんだけど、よかったら…一緒に帰らない~っ?」
 その内の一人、栗色のウェーブの掛かった長い髪。パッチリした目。まるで少女マンガのヒロインのような美少女が、にこやかな笑顔で問いかけてきた。

ターディグラダ・ガール 8話02

 そんな三人の姿を見て、紅々愛の顔は更に暗くなる。
「ん!? 紅々愛ちゃん…『親友』のアタシが話しているのに、返事をしてくれないのーぉ?」
 その美少女は、プクーッと頬を膨らませて紅々愛に歩み寄ると、彼女の肩を軽く叩くように押し付けた。
「ほら、愛梨(あいり)がそう言ってんでしょ! 返事くらいしなさいよぉ!?」
 他の二人もそう息巻きながら、取り囲むように立ち塞がる。
「ご……ごめんなさい。お使い中だから……すぐに帰らないと。」
 足をガタガタと震わせ、うろたえながら返事をする紅々愛。
「お使い中? いいじゃなーい、少しぐらいお話したって! 紅々愛ちゃん、学校でもアタシのこと…避けているみたいだし、なんか悲しいなぁ~っ。」
 愛梨という名の少女は口ではそう言いながら、まるで「逃がさないよ」と言わんばかりに紅々愛の細い二の腕を掴む。
「それにしても紅々愛ちゃんって、ホント…腕細いよね? 身体も小さくて細いし、お家でご飯食べてるーぅ?」
「まさか、ダイエットでもしてんのぉ~っ?」
「小五のくせに!? ま…っさか~ぁ!! ヒャハハハハ!!」
「うちのママがさぁ、授業参観のとき紅々愛を見て、『あの子、本当に五年生? 三年生くらいの子が混ざっていると思った。』って言ってたわぁ!」
「三年生だって~ぇ、ウケる~~っ♪」
 三人の少女はそう言い合いながら、ゲラゲラとはしゃぎ合う。
「それにさぁ~、この身体。いったいどうしたのーっ!?」
 愛梨はそう言いながら、紅々愛のシャツを捲り上げた。
 そこには青黒くなった痣が、身体中…アチコチに見受けられた。
「体中…傷だらけ! もしかして、紅々愛ちゃんって…危ないプレイでもしてるの?」
「危ないプレイだって!? 愛梨って、よく知ってるね! オ・ト・ナ~ぁ!!」
 いい様に紅々愛を弄りまわす三人の少女。
「も…もう、いいですか? 早く帰らないといけないので……。」
 紅々愛はそう言うと掴まれた腕を振り払い、足早にその場を立ち去ろうとする。
 それを見た愛梨の表情が一瞬険しく引き攣ると、素早く後を追い、紅々愛が手にしているコンビニ袋を強引にもぎ取った。
 そして中に入っている砂糖を引き出すと、
「ねぇ、お友達のアタシたちより、こっちの方が大事なの? それじゃ…アタシたち、傷つくなぁ~っ!!」
 そう言って袋を引き裂き、その白い粉末を路面に振り撒き散らす。 
 その行動にはさすがに他の二人も眉を潜めたが、パワーバランスなのだろうか? あえて、口を開こうとはしなかった。
「紅々愛ちゃん。お友達は大切にしないと、天罰が下っちゃうよーっ!?」
 愛梨はそう言うと、コンビニ袋を放り捨て、何事も無かったようにその場を後にした。もちろん他の二人も、足早にその後を追って行った。



「コンビニ行くだけで、何時間掛かっているの!? アンタがダラダラしているから、アタシがパパに怒られるじゃない!!」
 帰宅早々、紅々愛に降り掛かる雷のような莉子の怒声。
「あの人は……パパじゃ……」
 そう言いかけるが、それを言えば火に油を注ぐのは目に見えている。紅々愛は何も言い返さず、口を噤んだ。
 さすがの莉子もそれ以上は何も言わずに、紅々愛の手からコンビニ袋を受け取ると、
「お釣りは……?」
 と問い掛けた。
 紅々愛はうつむいたまま、静かにお金を手渡す。
 莉子は受け取った釣り銭を確認すると、
「お釣り、足りないじゃない? どうしたのよ?」
 と問い直した。
「買った砂糖、途中で落として……破れちゃって。だから、もう一つ買い直したから……。」
 更に深く項垂れる紅々愛。
 莉子は「何言ってるの……」と問い返そうとしたが、沈んだ紅々愛の表情を見て、あえてそれ以上…口を出さなかった。
 だが、
「なんだ? 紅々愛のガキは~っ、親の金をちょろまかしたのかぁ!?」
 そう叫びながら、大輔がキッチンへ入って来た。
「コーヒーを催促に来れば、紅々愛がお釣りをちょろまかしたって声が聞こえたぞ! このクソガキは、親が苦労して稼いだ金をいっちょ前にくすねているのかぁ~っ!?」
 大輔は歯を剥きだし、振り上げた右足を紅々愛の腹に抉る様に叩きつけた。
 またしても宙に浮かぶ紅々愛の小さな身体。それでも、文句も言わず……泣きもせず、ひたすら耐え続ける。
「おい…莉子っ! 親の金を盗むようなガキには『躾け』が必要だ! ”今日も”飯は与えなくていいからな!!」
 言うだけ言うと、大輔はコーヒーの入ったマグカップと砂糖を手に、キッチンから出て行った。
 莉子はそんな目に遭った紅々愛から目を背け、
「パパの言う事を聞かないとお母さんも怒られるから、だから今夜はご飯は抜きよ。でも……」
 そう言うと、冷蔵庫から一本のペットボトルを取り出し、
「何も食べさせずに死なれても困るから、とりあえず…コレ、飲んでおきなさい。」
 と、そのペットボトルを手渡した。
「ありがとうございます。」
 深々と莉子にお辞儀をすると、紅々愛は受け取った『スポーツドリンク』を口に含んだ。

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